同居する女性の唇を縫い付け、ケガをさせた疑いで女が逮捕された事件。警察の調べに対して、容疑を否認していることが新たにわかった。FNNは、唇を縫われた被害者とみられる女性が、助けを求め、歩く様子を捉えた映像を入手した。

防犯カメラが捉えた「ふらつきながら歩く女性」

この事件で逮捕されたのは、アルバイト従業員の桜井政恵容疑者(49)。桜井容疑者は、6月29日、茨城・古河市の自宅で同居する42歳の女性の唇を縫い付け、けがをさせた疑いがもたれている。その翌日の6月30日、被害者の女性は隙をみて家を脱出し、近くの店に助けを求めていた。

 

近くに設置された防犯カメラが、被害者とみられる女性が歩く様子を捉えていた。この時、助けを求めに店に向かっていたのだろうか。

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左手にカバンを持ち、ゆっくり歩く女性

防犯カメラの映像を見ると、女性が左手にカバンを持っていることが確認できる。カメラの設定で早く歩いているように見える部分があるものの、それ以外は非常にゆっくりとした足取りで、力がなく、少しふらついているようにも見える。

約15メートル歩くのにかかった時間は30秒。取材班が同じ道を歩いてみると、12秒で歩くことができた。

 

防犯カメラが設置されていたのは、桜井容疑者の自宅の近く。被害者の女性はこの先にある店に駆け込んだが、唇を縫われていたため「しゃべれません。警察を呼んでください」と書いたメモを渡して助けを求めた。

捜査関係者への取材で、女性の腕や足には皮膚の色が変わるほどのあざがあったほか、丸一日、水も食事もとれない状態だったことが新たにわかった。防犯カメラに映る女性が被害者本人だった場合、まともに歩くことも困難なほど、体が弱っていた可能性がある。

パトカーや救急車が駆けつける様子も

そして、女性が通過してから約15分後には、パトカーや救急車が駆けつける様子も映っていた。救助された女性は「桜井容疑者が怖くて、すぐに逃げられなかった」と話している。