「本人の履歴書を読ませていただきますと、『前職、現職では助産師として研鑽してまいりましたが、看護師としてさらに専門的なスキルを磨ける環境で働きたく、地域に密着型で総合病院である当院を希望した』と記載されております」
東京拘置所近くの官舎住まい
千葉県柏市の病院で、看護師が入院患者の点滴に大便を混入させて殺害したとされる事件。殺人容疑で逮捕された古川美由紀容疑者(51)が同病院で看護師として働くに至った経緯について、病院側は16日の記者会見でこう説明した。
古川容疑者の半生は、東京・小菅から始まる。
「お父さんが東京拘置所近くの官舎住まいだったので、彼女は葛飾区の小中学校に通っていました。性格は真面目。頭も良かったと思います。生活班の班長をやっていたのは覚えています」
そう語るのは、小中学校の同級生だ。彼女はその後、私立の高校に進む。
「当時は中高一貫の女子高。彼女は高校からの入学でした。1学年1000人以上在籍していたはずで、大学進学を目指すクラスや特進クラスもありましたが、彼女は大学進学を選ばず就職の道を進むクラスに在籍していた。とても地味で、目立たない印象でした」(高校の同級生)
「週刊文春」は彼女の高校時代の卒業アルバムを独自に入手。少しずつその輪郭が浮かび上がってくるにつれて、影が濃くなっていく古川容疑者。彼女は高校を卒業後、10年以上の時を経て、千葉県内の看護学校に進んだ。
「看護学校時代は周囲と話がかみ合わず、『ちょっと考え方とか行動が変だった』という印象。卒業後に付き合いを続けていた人もほとんどいなかったのでは」(看護学校関係者)
51年の月日の中で、いったい何が彼女を凶行に突き動かしたのか――。
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