公安捜査官・野崎(阿部寛)の頼れる相棒・ドラムを演じるのは、元力士の富栄(とみさかえ)ドラム(31)。劇中では一切言葉を発しない彼だが、“ある疑惑”を直撃すると――。
芸能記者が言う。
「愛嬌たっぷりの表情やコミカルな演技でマスコット的な人気を集めています。公式SNSでは、1人で鏡を持ち表情の練習をしている姿がアップされたり、役作りで12キロ減量したことが明かされていました」
ドラマの影響でモンゴル人と誤解されがちだが、神戸市出身の日本人だ。
「元々は伊勢ヶ濱部屋の力士でした。身長168センチと小兵ながら、10連続でバク転できるほどの運動神経を生かし、幕下6枚目まで出世。番付を駆け上がっていた頃の大関・貴景勝(当時は佐藤)に土をつけたことも。横綱・日馬富士や照ノ富士の身の回りの世話をする付け人を務めていました」(運動部記者)
角界OBが続ける。
「彼は現役時代から、巡業の土俵でバク転をしたり、ラップを披露したりと、目立ちたがり屋なところがあった。もちろん、ドラムの役とは違ってお喋り。相撲用語で『はーちゃん』と言いますが、お調子者でお間抜けさんだけどどこか憎めない、そんな存在でした」
そんな明るいキャラの富栄だが、2021年3月場所を最後に引退する。
「本人は怪我だと言っていますが、実は『スカした』、つまり部屋を逃げ出したという噂です」(同前)
角界関係者が明かす。
「富栄は引退前、4場所にわたって全休しているのですが、その前にある事件がありました。20年7月場所で、長期の怪我から幕内に復活した照ノ富士が5年ぶりの優勝を果たした後の8月のこと。都内のスタジオで優勝額を撮影したのですが、照ノ富士が締めるつもりだった化粧廻しを、付け人の富栄が間違えて持ってきてしまったんです」
化粧廻しは基本的にタニマチからの贈り物。優勝額にどの化粧廻しで写るかは、タニマチとの関係にも影響を及ぼす重要案件だ。

