「良き“相棒”を見つけた」水谷豊が祝福した結婚

 2人を結びつけたのは、松本の弟で、川原と共演した10代目松本幸四郎。結婚披露宴の媒酌人は、実は『相棒』だけではなく 、それ以前に同枠で放送されていたドラマ『探偵事務所』(テレビ朝日系)でも一度共演したことのある水谷豊とその妻の伊藤蘭が引き受けた。

 水谷は披露宴で歌も披露し、「この10年間、川原にこの日が来るのを待っていました。そのお相手が紀保さんだったとは、なんと素晴らしい」と挨拶。松本の父で川原の義父にあたる、2代目松本白鸚は「良き“相棒”を見つけてくれました。2人が俳優として、女優として、また人間として、互いに磨き合ってこれからの素敵な人生を歩んでほしいと思っています」と、川原の出世作である『相棒』にからめた祝福の言葉を贈った(※3)。

 2人は穏やかな夫婦生活を送っているようで、松本が「川原は一人で晩酌をするのが好きなタイプ。私が弱いのを知っているから、自分の好きなおつまみを買ってきて一人で飲むことが多いですね。独身時代が長かったからか、自分でつまみもササッと作っちゃうんですよ」と川原のお酒好きな一面を明かすこともあった(※4)。

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(左から)出雲麗音、芹沢慶二、伊丹憲一(『相棒』公式Instagramより)

「憎まれ役」→「愛されキャラ」になったイタミン

 伊丹は、現場に赴くと必ずいる刑事の芹沢(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)とともに「トリオ・ザ・捜一」と呼ばれている。特命係を目の敵にしており、出くわすたびに嫌そうな表情をするのが定番。season21から右京の相棒に復帰した亀山薫(寺脇康文)とは同期かつ犬猿の仲で、彼の姿を見つけるたびに互いに憎まれ口を叩き合うのがお約束の展開となっている。

 最近では、正義を貫く人間味のあるキャラクターとして描かれており、現在放送中のseason24の第3話では、新人刑事となった高田創(加藤清史郎)に「相棒を探してんだって? 捜査一課に興味はないか?」と絡んでそっけなくされる“不憫なおじさん”の側面も見せていた。

 無愛想な伊丹はいまやファンから“イタミン”という愛称で親しまれるようになり、その愛称が『相棒』のスピンオフミニドラマ『裏相棒』(テレビ朝日系)で「恋するイタミン」とタイトルに採用されるほど愛されている。

 20年以上にわたって『相棒』の人気を支えてきた立役者となった川原。『相棒』シリーズの出演については「いい意味で『相棒』に捕まっちゃったから添い遂げないと」と語っており(※1)、今後も、“イタミン”として活躍する意気込みは十分のようだ。

参照

※1 https://www.sanspo.com/article/20210314-FEX433IKYBPLZIJA5IVZXP2MYU/
※2 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/153350
※3 https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/10/30/articles/K20121030004440780.html
※4 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/199601/3

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