スクリーン上の華やかなイメージとは逆に、休日は部屋にこもるほどのインドア派。だが、その庶民的な姿が「自分たちと変わらない」と親近感を生み、ファンからいっそう愛されている。
「根っからのインドア派」「目を合わせるのも得意じゃない」
映画『ウォーロード/男たちの誓い』(中国・香港合作、2007年)で彼を主演に抜擢したピーター・チャン監督は、かつて夕食の誘いを断られた時のエピソードを明かしている。
「食事に誘ったら、『オンラインの友達とゲームをする約束があるから行けない』と断られたんです。彼は根っからのインドア派ですよ」
マネージャーの発言によれば、彼は普段からめったに服を買わず、食事も極めて質素。外出を控え、非常に倹約的な生活を送っているという。
台湾メディア「人間福報」は「彼はいつも『騒がしい場所や人混みが苦手で、知らない人と目を合わせるのも得意じゃない。家が一番安全な場所なんだ』と言う」(2009 年1月17日配信)と報じている。
そこにはひとりの時間を大切に静かに暮らす、内気で飾らない金城武の姿がある。
名匠をも魅了する、少年のような純粋さ
かつてウォン・カーウァイ監督は、彼を「大人らしくなく、子供のような無垢さを醸し出している」と評価した。前出のピーター・チャン監督もまた、「非常に嘘のないまっすぐな人間で、自分の希望や意思を飾らず表現する」と語っている。
世間の空気や他人の目に流されず少年のような純粋さを持ち続けられるのは、彼が無理にカッコつけることなく、ありのままで生きているからだろう。
3. 神秘的でミステリアス
公式のソーシャルネットワークのアカウントを持たず、公の場に姿を現すことは極めて稀。インタビューに応じることすら滅多にない。仕事と私生活を完全に切り離し、プライベートを一切明かさない彼の姿勢は、まさに「スクリーンの中でしか会えないスター」だ。このミステリアスな佇まいこそが最大の武器となっている。
