妖艶な笑みを浮かべ、激しい騎乗位を……

 2014年に公開された映画『捨てがたき人々』では、オールヌードで大胆なシーンを体当たりで演じ話題を集めた。同作は、ジョージ秋山の同名漫画が原作となり、大森南朋が主演で実写映画化されている。金も仕事もないのにセックスのことばかり考えている狸穴勇介が主人公で、濡れ場の多い映画として有名だ。

 この作品で内田は、勇介が働く工場の妖艶な雰囲気を持つ女性従業員・吉田和江を担当した。和江は工場の社長と不倫関係にある女性で、作品の中で濃厚な騎乗位シーンを見せた。

 映画の中盤あたりで、喪服を着た葬式帰りの和江と社長は、誰もいない工場に向かい不倫を行う。普段は、従業員たちが魚を捌いている台の上で激しい騎乗位を披露。和江の方が不倫セックスに積極的なようで、妖艶な笑みを浮かべながら腰を振り、情事を楽しんでいる様子が映し出される。スレンダーな内田の裸体が妙に生々しく、濡れ場の多い映画の中でも特に目立つシーンとなった。この映画以降、内田はさらに存在感を示すことになる。

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印象的な濡れ場を見せた『捨てがたき人々』(YouTube上の作品予告より)

過去には極貧生活も、自由な人物性が魅力に

 主演を務めたヒット作こそないものの、デビューから長く出演作品が途切れていない内田の魅力はどこにあるのだろうか? テレビ関係者が解説してくれた。

「内田さんは、事務所に所属していない期間が長かったり、変わり者の女優として映像業界では知られています。そういった個性的な部分も含め、内田さんに惚れ込んでいる映画監督やドラマプロデューサーが多くいます。

 それに、なんといっても演技力が高く、どんな役でも演じられるのが最大の魅力。監督やプロデューサーが求めている以上の演技を見せてくれるので、出演作が現在まで途切れないのでしょう」

 確かに、このテレビ関係者が話すように、内田はかなり変わった経歴を持っている女優だ。

 2002年に1年生の前期で大学を中退した際は、阿佐ヶ谷にある家賃2万5000円の風呂なしアパートで一人暮らししていたと、過去に『毎日キレイ』のインタビューで明かしている。銭湯を我慢して部屋の流しで髪を洗うなど極貧生活をしながら女優業を続け、バイトで食いつなぎオーディションで細々と仕事を獲得していたという。

 また、長年フリーランスで活動し、劇団や芸能事務所に所属せずに女優業を務めていたのも珍しい。現在は有名事務所に所属しているが、かなり自由に仕事を行ってきた。

 NHK Eテレの『みいつけた!』で声優仕事を長く担当しながら、芸人の友近が企画・プロデュース・主演を務めるドラマ『友近サスペンス劇場II 寝台特急「はつゆき」殺人事件』にも参加するなど、仕事の選び方が自由でセンスの良さを感じる。こういった柔軟な発想や行動に、ファンだけでなく制作スタッフも魅了されているのだろう。