「彼女の父親は、大手クレジットカード会社で出世コースを駆け抜けてきたエリートサラリーマンです。親の職業柄、まさかクレカ犯罪に手を染めるとは、思いもしませんでした」

 そう落胆するのは、アルバイト先で盗んだ客のクレジットカードを不正利用したとして警視庁に逮捕された、慶應義塾大学4年の新澤かれん容疑者(22)を知る人物だ。

新澤かれん容疑者(左、慶應スキー部公式ブログより)

米国ニューヨーク州生まれの帰国子女

 警視庁赤羽署は8月17日、窃盗と詐欺の疑いで、新澤容疑者を逮捕した。ラルフローレンの帽子を目深にかぶり、顔全体を隠すようにして警察署に移送されたのは、22歳の現役女子大生だった。その犯行の手口について社会部記者が解説する。

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「新澤容疑者は今年4月、東京都渋谷区にあるアルバイト先のスポーツ施設で客のクレジットカードを盗んだうえ、新宿区でそのカードを使って化粧品2個(約1万4000円相当)を購入した疑いが持たれています。新澤容疑者はこの施設で受付として勤務しており、マスターキーを使って更衣室のロッカーからクレカを盗んだとみられている。余罪による被害額は総額100万円に上るとされます」

 警察の調べに対し、「化粧品が欲しいと思って衝動的にカードを使ってしまった」と供述する一方、クレカについては「更衣室で拾った」と容疑を一部否認している新澤容疑者。どんな人物なのだろうか。

「米国ニューヨーク州で生まれ、カリフォルニア州の高校を卒業した帰国子女です。帰国後、AO入試を経て慶應義塾大学(SFC)総合政策学部に進み、体育会スキー部のマネージャーを務めていました。現在4年生で、来春には卒業を控えています」(前出・記者)

 SNSに友人らと撮影した華々しい写真を投稿するなど、キラキラ大学生活を送っていた新澤容疑者。逮捕報道後はSNSアカウントが閉鎖され、彼女が執筆した慶應スキー部の公式ブログも見られなくなっている。

 そんな新澤容疑者が手を染めた「クレカ犯罪」について、彼女の出自を知る冒頭の知人は「よりにもよってクレカとは……」と肩を落とす。どういうことなのか。