高額な海外視察や「カツアゲ」疑惑に揺れた福岡県議会。「県議会のドン」こと自民の藏内勇夫議長(72)は8月25日、議員辞職に至っている。

藏内氏 ©時事通信社

高市首相 が来春の県議選の「非公認」を示唆

 一方、28日には高市早苗首相(65)が動いた。

「自民党本部の鈴木俊一幹事長(73)らは自民党福岡県連会長を呼び出し、来春の県議選について『今のような事態であれば、特に県議に対して統一地方選の公認証を出せる状況ではない』と通告。これは高市首相の意向とされており、『高市総裁がお怒りだ』とも伝えたそうです」

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高市首相 ©時事通信社

「非公認」を示唆し、福岡自民の切り捨てを図る高市首相。だが、過去には首相自身が藏内氏の激励パーティで「発起人」を務めていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

「激励する会」の「発起人」に高市氏の名が…

 2013年、藏内氏は日本獣医師会会長に就任。同年11月、東京・明治記念館で「公益社団法人日本獣医師会会長 藏内勇夫氏を激励する会」が開かれた。約450人が集まったこの会で、高市氏が、単なる出席者ではなく「発起人」に名を連ねていたのだ。

日本獣医師会雑誌にも当時の様子が掲載されている

「発起人には同じ福岡選出の麻生太郎氏をはじめ、高市氏に加え、複数の衆院議員、財界人の名前もあった。立食パーティ形式でした。安倍晋三首相(当時)のメッセージも読み上げられ、藏内氏の華麗な人脈を見せつける場になりました」(獣医師会関係者)

 さらに、接点はこれだけではない。獣医師会主催の別のイベントでも、当時総務相だった高市首相が藏内氏を前に笑顔で挨拶する写真が存在する。「週刊文春 電子版」で詳しく報じている。

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