60~64歳の約4割が今の住まいから将来的な住み替えの意向を持っている――。これは内閣府が公表した「令和5年度高齢社会に関する意識調査」が指摘する近年の傾向だ。
シニアが実際に移住する街、そして去る街はどこなのか。
ライターの堀尾大悟氏が、政府が公表するデータをもとに「シニアが本当に住みたい・住みたくない街ランキング」を作成。総務省『住民基本台帳人口移動報告』の年報をもとに、2021~25年の5年間について、65歳以上の日本人移動者の転入・転出者数の合計を全国1892の自治体で集計した。
東京を脱出したシニアはどこへ向かっているのか
都道府県単位で見ると、2位の京都府を約17倍引き離して転出超過数が1位となったのが東京都。5年間で4万3000人超も出ていくなど高齢者移住の供給源が「東京」となった事実を示している。年次で見ても、21年(9373人減)から25年(8361人減)までほぼ横ばいで推移する。コロナ禍の一時的現象ではなく構造的な流れといえる。
毎年約8600人も減る傾向はなぜ続いているのか。そして東京を脱出したシニアはどこへ向かっているのか。
現在配信中の「週刊文春 電子版」および9月17日発売の「週刊文春」では、東京の各自治体の動向のほか、シニアの人気移住先など「シニアが本当に住みたい・住みたくない街ランキング」を詳報している。また「週刊文春 電子版」限定でランキングの各自治体のトップ30、ワースト30、47都道府県ランキングを配信している。


