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がん治療と仕事を両立している人は全国に約32.5万人 働きやすい企業とは?

「がんアライ宣言・アワード」表彰式

source : 文春ムック

genre : ライフ, 医療, ヘルス, ライフスタイル

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民間企業では初 国立がん研究センターとの提携

 伊藤忠商事の取り組みの中で特徴的だったのは、民間企業では初となる国立がん研究センターとの提携により、40歳以上の社員にがん特化検診を義務付けていること。もしがんに罹患した場合は、がんセンター専門医による即時治療が受けられるという。さらに、がん治療中の社員については「がんと仕事との両立」を評価指標に反映している。この両立を「業務」としていかに実現するか、治療計画を目標の一つとして設定し、達成した場合は業績評価としてプラス評価し、賞与に反映するという。

「ゴールド」を受賞した企業の人事担当者のみなさん

「がんアライ宣言」は1年を通じていつでも参加することができる(宣言用の書式はこちらからダウンロード https://www.gan-ally-bu.com/declare)。

 また、第2回アワード募集は、2019年7月頃より開始予定だ。2017年に創設されたがんアライ部は、2年目も引き続き企業の人事担当者向けの勉強会、がんアライ宣言・アワードの取り組みを中心に活動を続けていくという。

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<受賞企業>

 

【ゴールド】12社
・伊藤忠商事株式会社
・株式会社エーピーコミュニケーションズ
・株式会社MTG
・ガデリウス・ホールディング株式会社
・株式会社クレディセゾン
・コロプラスト株式会社
・サッポロビール株式会社
・日本航空株式会社
・野村證券株式会社
・株式会社日立システムズ
・三井化学株式会社
・株式会社ローソン
 

【シルバー】5社
・株式会社アートネイチャー
・株式会社エグゼクティブ
・合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS
・日本オラクル株式会社
・ハウスコム株式会社
 

【ブロンズ】3社
・株式会社グローバンス
・株式会社GRCS
・株式会社繋

写真=末永裕樹/文藝春秋

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