「15歳で妊娠」世間に衝撃を与えたドラマで復活
どん底に突き落とされた杉田だが、15歳の時に再び人生を変える作品と出会う。それが、大ヒットドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)だ。借金を負った杉田は大手芸能事務所・浅井企画に所属し、再起を狙う中で同作への出演を勝ち取った。
杉田が演じた浅井雪乃は、15歳にして妊娠・出産を経験するセンセーショナルな役どころ。雪乃は同じクラスの宮沢保(鶴見辰吾)との子どもを妊娠し、ともに真面目で優等生だったことから、妊娠には両親だけでなく同級生や教師も困惑することになる。しかも、雪乃はすでに妊娠7カ月で中絶できず、人工流産を勧められるも悩んだ末に出産を決意した。
劇中では性や愛についての公開授業も描かれ、視聴者から大反響を受け社会現象を巻き起こすことになる。現在でも語り継がれる伝説のエピソードとなり、難役の雪乃を見事に演じきった杉田は名声を取り戻した。
さらに、1980年のドラマ『池中玄太80キロ』(日本テレビ系)では、西田敏行と親子役で共演。主人公のカメラマン・池中玄太と、血のつながらない3人の娘たちが心を通わせる姿を描いた作品そのものだけでなく、自ら歌ったドラマ挿入歌『鳥の詩(とりのうた)』もヒットした。
立て続けにヒット作へ出演して大ブレイクした杉田だが、天狗になったことで仕事を失ってしまう。2024年に出演した『ぽかぽか』(フジテレビ系)では、再ブレイクした当時について「ギャラも60倍にした」と告白。スタッフに対しては「かおるちゃんじゃなくて杉田さんって呼べ」と迫るなど横柄な態度をとり、結果として“干された”ことを明かしている。
また、当時は事務所からの給料だけで生活するのが大変だったと話し、歩合制にすることを交渉していたという。折り合いがつかなく別の事務所に移るなど、何かと金銭が絡む揉め事があったことをインタビューで明かしている。
女優としての仕事がほとんどなくなる危機に陥った中で、1981年には『青春の門』でスクリーンデビューを果たし、1982年公開の『青春の門 自立篇』で濡れ場に挑戦した。
