2026年12月末をもってセクシー女優からの引退を発表したMINAMOさん(26)。かつてキャビンアテンダントになることを夢見ていた少女は、なぜ大学をわずか4か月で中退し、セクシー女優へと至る道を選んだのだろうか。

 その背景には、「普通」であることへの挫折、故郷・京都からの旅立ち、そして突然家を失うという劇的な転機が存在した。就職した恋人に付き添って上京した彼女を待ち受けていた衝撃の展開とは――。インタビューで波乱に満ちたその半生について伺った。

MINAMOさん ©三宅史郎/文藝春秋

「もう普通を辞めよう」挫折、大学中退、破局…

 学生時代から英語が得意だったMINAMOさんは、「キャビンアテンダントになれるかも」という夢を抱き、英語に特化した高校へと進学した。しかし、進路相談で教師から「キャビンアテンダントは身長制限があるから、お前はなれないよ」と告げられ、目標を突然失ってしまう。

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 MINAMOさんは幼い頃からできないことが多かったため、「普通になりたい」という切実な願いを抱えていた。しかし、進学した京都の大学をわずか4か月で中退した頃から、「もう普通を辞めよう」と考えるようになる。さらに当時は、家にいても「自分は家族にとって邪魔な存在ではないか」と思い始めていたという。

 一人立ちするために地元・京都を離れ、大阪で新たな生活を始めた彼女に、さらなる転機が訪れる。当時付き合っていた彼氏から「結婚を前提についてきてほしい」と頼まれ、知人も仕事も大阪に置いたまま共に上京したのだ。しかし、東京でのすれ違いの末、あろうことか自身の誕生日に彼氏から「もういいよ、家から出てってよ」と家を追い出されてしまう。

「私なら面白い風を吹かせられる」“天職”との運命の出会い

 東京で身寄りを失ったMINAMOさんは、知人の家に身を寄せながら「次に仕事をするのなら自分の好きなことを仕事にしたい」と自身の半生を振り返ったという。そこでたどり着いたのが、幼少期から強い興味を抱いていた「エロ」の世界だった。

©三宅史郎/文藝春秋

 最初に思いついた職業はエロ漫画家だ。しかし「絵心がない」ことを理由にその選択肢を断念した彼女は、高校時代に複数の男性から告白されたほどの自身の美貌に思い当たる。

「プロポーションについては周りから褒められていたし、だったらできるかと思って。それに私が業界に入ったら、たぶん面白い風を吹かせられるんじゃないかと思ったんです」

 強い自信のもとに憧れの事務所やメーカーに自ら乗り込んだ彼女は、デビュー作の撮影でも一切の気後れを見せなかった。現場のスタッフを驚かせたのは、新人女優なら誰もが抱くはずの恥じらいが一切なかったことだ。「羞恥心が全くない」と語るMINAMOさんは、緊張や涙とは無縁のまま上機嫌で撮影を終え、「初めてしっくり来た。これが天職だ」と強烈な手応えを得たという。

 挫折と流浪の果てに彼女が見つけた自分だけの居場所とは――。その波瀾万丈なデビューの裏側と独自の職業観の全貌は、本編インタビューで詳しく語られている。

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