9月14日に初の半自伝的小説『母の泥舟』(KADOKAWA)を上梓したセクシー女優・タレントのMINAMO(26)。

 10代後半、高校デビューに成功し、狙い通りにモテたものの、そこには虚しさもあったという。キャビンアテンダントへの夢を諦め、大学も約4か月で中退。「普通になりたい」と願っていた彼女は、なぜ「もう普通を辞めよう」と思ったのか。そして自分の好きなことをしようとセクシー女優になるまでを聞いた。(全5回の2回目/最初から読む

MINAMOさん ©三宅史郎/文藝春秋

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高校時代の彼氏と別れた理由は「唾液が気持ち悪い」

――見事な高校デビューを果たし、モテモテになったMINAMOさんですが、高校時代は彼氏がいたんですか。

MINAMO 野球部やサッカー部の子と何人か付き合いました。ただ野球部の子と付き合っている時に「男の子の口って気持ち悪い」と思ってしまって。無理になって別れちゃいましたね。

――あれ、さきほど「ヌメヌメしているものが好き」と言っていたじゃないですか。

MINAMO いや、違いますよ(笑)。舌はちょっと気持ち悪いかも。キスもいまだにあんまり好きじゃないですね。それに、高校生ってやりたい盛りじゃないですか? そのむき出しの性欲が気持ち悪かったんです。キスは1回許して気持ち悪いって思ったから、もう、別れましたね。理由も言った気がします。「唾液が気持ち悪い」って(笑)。

――別れの言葉としてはかなりキツイやつですね。外見を変えたら、狙い通りにモテてしまう。そうすると逆に男性に幻滅したりはしませんでしたか。

MINAMO 「モテるって、こんなもんなんだ」「男ってこんなもんなんだ」と思いましたね。

©三宅史郎/文藝春秋

――高校時代は将来はこうなりたいという目標はあったんですか。

MINAMO キャビンアテンダントを目指していました。勉強で英語が一番できた科目だったんです。というか、英語しかできなかった。やっていて一番楽しかったのは英語だったので、英語に力を入れている高校に進学しました。

 キャビンアテンダントってキラキラしてそうだし「私ならキャビンアテンダントになれるかも」と思っていたんです。けれど進路相談で、先生から「キャビンアテンダントは身長制限があるから、お前はなれないよ」と言われて。「え? もっと早く言ってよ」となりました。

 キャビンアテンダントを目指して英語に強い学校にわざわざ来たのに、なれないことがわかって。そうなると「そもそも私はキャビンアテンダントに本当になりたかったんだっけ?」「私の中に本当にやりたいことがない」となってしまって。

 そもそも中学までは学校で一番英語ができていたんですが、英語系の高校だったので周りも当然みんな英語ができるんです。そうすると自分のアイデンティティがなくなっちゃって。おまけにキャビンアテンダントになれないとなって、途端にやりたいことが見つからなくなって、もうドロップアウト。毎日学校に行っても寝ているし、だんだんと学校に行かなくなってしまって。