「テレビ局の者ですが、ちょっとだけお時間いいですか?」――駅前でそう声をかけられた21歳の女子大生は、まさか自分がこれほどの恐怖に巻き込まれるとは思っていなかった。言葉巧みに車内へ誘い込まれ、ゲームと称した脱衣を迫られ、目隠しをされた瞬間、男の本性が剥き出しになった。平成20年に起きた凶悪事件とは?

逃げ場のない車内で繰り広げられた2時間半

 教育実習中の女子大生(当時21)は帰宅途中、男(同33)に「深夜番組のスタッフ」と名乗られ、アンケートへの協力を求められた。「謝礼も払いますから」と言われ渋々応じると、今度は「音声を録るので車の中に入ってもらえますか?」と誘導された。

 車内では「賞金が出るゲーム」としてカプセルを選ばされ、「服を着たまま下着を脱ぐ」という指示に従わされた。その直後、じゃんけんで意図的に負けさせられ、タオルで目隠しをされた瞬間、男の態度は一変した。

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「こちょこちょですから」と言いながら背後から胸を揉み、女子大生が抵抗すると「手を離したから罰ゲーム」と高圧的に命じ、何度もビンタした。そこから2時間半にわたる苛烈な暴行が始まった。

 男は女子大生に「私はご主人様の奴隷です、と言え」と強要し、さらに過激な性的暴行に及んだ。車内に閉じ込められた女子大生に逃げ場はなかった。

 帰宅途中に嘔吐し、動けなくなった女子大生は母親に迎えに来てもらった。それでも被害を打ち明けることはできなかった。

写真はイメージ ©getty

 しかし男はその後も電話で「来なければもっとひどい目に遭うぞ」と脅迫を続け、女子大生が教育実習をしていた小学校にまで電話をかけてきた。異変に気付いた教頭の判断により警察へ通報がなされ、男は2週間後に強姦容疑で逮捕された。

 逮捕後に明らかになった男の正体は、妻子持ちの美容師だった。

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【本編はこちら】「痛いのは最初だけ」襲われた女子大生はショックで嘔吐、動けなくなる姿も…TV番組と偽って強姦繰り返した「わいせつ美容師の末路」へ続く

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