文春オンライン

さよならは早すぎる オリックス・佐藤世那の“独特なフォーム”をもう一度

文春野球コラム ペナントレース2018

2018/10/15

プロの1軍で見る日を楽しみに……

 佐藤投手自身は現役続行を希望しており、今後は12球団合同トライアウトを受ける可能性が高いと思うので、是非ともどこかの球団に獲得して欲しいですね。(個人的には佐藤投手の地元である東北楽天ゴールデンイーグルスに入って欲しい!!)

 おそらく、今実践しているサイドorアンダースローで今後もやっていくのではないかと思いますが、個人的には高校時代に投げていた「アーム式」のダイナミックな投球フォームでもう一度勝負をしてほしいとも思ってしまいます。もちろん故障しやすいフォームであることは理解しています。しかし、やはり佐藤投手の一番の魅力は、肩関節の柔らかさとあの投球フォームから繰り出されるストレートとフォークボールだったのではないでしょうか。

 また佐藤投手には、今後の野球界の為にも、日本のアーム式の投手でも活躍できるという事例を作って欲しいです。MLBではアストロズのジャスティン・バーランダー投手が「アーム式」の投げ方で活躍しています。メンタルはU18のアメリカ戦の投球を見る限り絶対に強いと思うので、私はプロで活躍すると信じています。

ADVERTISEMENT

 私はもう一度プロの世界で佐藤世那選手を見たい! 近い将来、1軍のマウンドであのダイナミックなフォームを見ることを楽しみにしています。

※「文春野球コラム クライマックスシリーズ2018」実施中。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイトhttp://bunshun.jp/articles/-/9243でHITボタンを押してください。

HIT!

この記事を応援したい方は上のボールをクリック。詳細はこちらから。

さよならは早すぎる オリックス・佐藤世那の“独特なフォーム”をもう一度

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

文春野球をフォロー
文春野球学校開講!