「恫喝音声」問題で批判を集める簗和生農相(47)。10月7日には、過去の衆院選において、公示日に開いた出陣式に支援者らを無料でシャトルバスに乗せて集めていたことを「週刊文春 電子版」が報じた。支援者らはバス代を支払っていないと証言しており、公職選挙法違反(有権者買収)の疑いがある。この報道に対し、Yahoo!ニュースのコメント欄には、政治への不信感や厳しい批判が数多く寄せられている。
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「週刊文春 電子版」は9月30日昼、簗氏が今年5月に地元関係者との会合で、自身を支持しなかった自治体の道路予算を「カットした」などと語った“恫喝音声”について報道。簗氏は当初「コメントを控える」と繰り返していたが、10月5日、「発言について撤回をし、お詫びをいたします」と謝罪した。
支援者をシャトルバスで無料送迎…「公職選挙法違反に該当」
その2日後、「週刊文春」は、簗氏が2024年10月と2026年2月の衆院選公示日に開いた出陣式で、支援者をシャトルバスで会場まで送迎していたと報道。取材に対し、バスを利用した支援者は「お金(バス代)は支払っていません」と証言している。
政治資金問題に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授は、この無料送迎が公職選挙法で禁じられた「財産上の利益」の供与による買収に該当すると指摘している。
「週刊文春」は簗事務所に事実関係の確認を求めたが、期限までに回答はなかった。10月9日の閣議後記者会見で簗氏は、「事実関係を確認しており、整理次第、説明する」「法令にのっとり、適正に処理しているという認識」と語った。
同日の自民党の部会では鈴木宗男参院議員から釈明を求められ、「農林水産行政の推進に支障がないよう対応する」と陳謝する場面もあった。
「多くの国民が『またか』と…」
今回の報道について、Yahoo!ニュースのコメント欄では、「簗氏は、法的に適切に処理していると述べたが、通り一遍の説明で理解する人がどれほどいるのだろうか」など、説明責任を問う声が見られた。
また、「政治とカネを巡る不祥事や疑惑が相次ぎ、多くの国民が『またか』と強い失望を抱いているのではないでしょうか」といった、政治全体への不信感を示すコメントも寄せられている。
さらに、“予算カット発言”と公選法違反疑惑を重ね合わせ、「自分を支持しなかった自治体には道路予算をカット、一方で自分の出陣式には支援者を無料のバスで集めていた、という疑惑。二つを重ねると、支持者を政策ではなくカネで買おうとする簗氏の姿勢が浮かび上がる」と批判する意見もあった。
《現在配信中の「週刊文春 電子版」および発売中の「週刊文春」では、簗氏の人物像や“ハイヒール妻”の存在、選挙演説での“恫喝”発言のほか、領収書や証言などを基に“シャトルバス買収”疑惑の詳細について報じている》



