2026年9月17日には、第2次高市改造内閣が発足。これまで「閣外協力」だった日本維新の会からも閣僚が起用されるなどし、その顔ぶれに注目が集まっている。しかし、留任した大臣にも、公職選挙法違反疑惑や「ステマコメント」疑惑を抱える大臣が複数おり……。

 第2次高市改造内閣の顔ぶれを「週刊文春」の記事とともに紹介する。

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第2次高市改造内閣 ©時事通信社

内閣総理大臣 高市早苗

高市首相 ©時事通信社

 神戸大学経営学部卒業後、松下政経塾(第5期生)に入塾し、その後渡米。帰国後はテレビキャスターを経て、1993年の衆院選に無所属で出馬し奈良県初の女性国会議員として初当選を果たした。要職を歴任し、総務大臣の在任日数は歴代1位。2025年10月、自民党総裁選で小泉進次郎氏との決選投票を制し、憲政史上初の女性首相に就任した。衆議院議員(奈良2区)。

総務大臣 藤井比早之(ふじいひさゆき)(初入閣)

藤井総務大臣 ©時事通信社

 東京大学法学部卒業後、自治省(現総務省)に入省し消防庁や金融庁などで勤務。滋賀県彦根市の副市長を務めた経歴も持つ。2012年の衆院選で兵庫4区から初当選し、内閣府副大臣・初代デジタル副大臣などを経て第2次高市改造内閣で総務大臣として初入閣した。衆議院議員(兵庫4区)。

法務大臣 山下貴司

山下法務大臣 ©時事通信社

 東京大学法学部卒業後、検事として東京地検特捜部や法務省刑事局などで任官。在米日本大使館の一等書記官を務めた経歴も持つ。2012年の衆院選で岡山2区から初当選し、第4次安倍改造内閣での法務大臣などを経て第2次高市改造内閣で法務大臣として再入閣した。衆議院議員(岡山2区)。

外務大臣 茂木敏充

茂木外務大臣 ©時事通信社

 東京大学経済学部卒業後、丸紅・読売新聞政治部記者を経てハーバード大学ケネディ行政大学院修了。マッキンゼー社コンサルタントを経て1993年の衆院選で初当選した。経産相・経済再生担当相・外務相・党幹事長など要職を歴任。2025年の総裁選にも出馬したが最下位に沈んだ。衆議院議員(栃木5区)。

 パワハラめいた言動が欠点とされるが、近年はSNSの発信でイメージ向上に努めている。「週刊文春」では「茂木敏充のトリセツ」のほか、茂木氏の政治資金での“ハイブランド爆買い”などについて報じている。

財務大臣 片山さつき

片山財務大臣 ©︎文藝春秋

 東京大学法学部卒業後、大蔵省(現財務省)に入省。女性初の主計局主計官などを務める。2005年に衆院選(静岡7区)で初当選後、参院議員に転じ3期目。第1次高市内閣で憲政史上初の女性財務大臣に就任した。参議院議員(全国比例)。

「週刊文春」では、片山氏が「高市さんに何かあったら私が」とギラつくある“野望”、そして、大臣規範に抵触する恐れのある「大規模政治資金パーティー」や、「コピー代の二重計上」「謎の業務委託費」片山氏の“政治とカネの問題”などについて詳しく報じている。

文部科学大臣 関芳弘(初入閣)

関文部科学大臣 ©時事通信社

 関西学院大学経済学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。英国国立ウェールズ大学経営大学院でMBAを取得した経歴も持つ。2005年の衆院選で兵庫3区から初当選し、環境副大臣や経済産業副大臣などを歴任した。衆議院議員(兵庫3区)。

厚生労働大臣 上野賢一郎

上野厚生労働大臣 ©︎時事通信社

 京都大学法学部卒業後に、自治省(現総務省)に入省した元自治官僚で、国土交通政務官・財務副大臣などを経て第1次高市内閣で厚生労働大臣として初入閣した。衆議院議員(滋賀2区)。

「週刊文春」は2026年7月に、2024年の衆院選での“ヤミ選挙事務所”疑惑を報じた。

農林水産大臣 簗(やな和生(かずお)(初入閣)

簗農林水産大臣 ©時事通信社

 慶應義塾大学商学部卒業後、東京大学大学院経済学研究科修士課程を修了。衆議院議員秘書や日本経済研究所研究員などを経験し、2012年の衆院選で初当選。文部科学副大臣や国土交通大臣政務官などを経て第2次高市改造内閣で農林水産大臣として初入閣した。衆議院議員(栃木3区)。

経済産業大臣 赤沢亮正

赤沢経済産業大臣 ©時事通信社

 東京大学法学部卒業後に、運輸省(現国土交通省)入省。コーネル大学経営学修士。2005年に同省を退官し初当選。石破茂氏の腹心として知られ、2024年に第1次石破内閣で経済再生担当大臣として初入閣。日米関税交渉の責任者を務め、トランプ政権との折衝を主導し合意を取りまとめた。第1次高市内閣では経済産業大臣に。衆議院議員(鳥取2区)。

「週刊文春」では、赤沢氏と茂木氏の“手柄アピール合戦”などについて報じている。

国土交通大臣 井林辰憲(初入閣)

井林国土交通大臣 ©時事通信社

 京都大学大学院工学研究科修了後、国土交通省に入省し中部地方整備局地域道路課長などを歴任。京都大学工学部非常勤講師も務める。2012年の衆院選で静岡2区から初当選し、内閣府副大臣などを経て第2次高市改造内閣で国土交通大臣として初入閣した。衆議院議員(静岡2区)。

環境大臣 笹川博義(初入閣)

笹川環境大臣 ©時事通信社

 明治大学政治経済学部中退後、ヤマト発動機社長や群馬県議会議員(2期)などを歴任。2012年の衆院選で群馬3区から初当選し、環境副大臣や農林水産副大臣などを経て第2次高市改造内閣で環境大臣として初入閣した。衆議院議員(群馬3区)。

防衛大臣 小泉進次郎

小泉防衛大臣 ©時事通信社

 父・小泉純一郎元首相の後継として神奈川11区から2009年に初当選。コロンビア大学大学院政治学部修了。環境大臣、農林水産大臣を経て、2025年の自民党総裁選で高市氏と決選投票を争い敗れたが、防衛大臣として起用された。衆議院議員(神奈川11区)。

「週刊文春」では“SNSフライング投稿”、地震発生直後の“2万円カルビ会食”などを報じている。

内閣官房長官 木原稔

木原官房長官 ©︎時事通信社

 早稲田大学教育学部卒業後、日本航空に勤務し2005年に初当選。防衛大臣政務官・財務副大臣・首相補佐官(国家安全保障担当)・防衛大臣などを経て、第1次高市内閣で官房長官に就任。衆議院議員(熊本1区)。

「週刊文春」では木原氏について、高市首相を支える“3人の親衛隊”の1人として紹介。高市首相が「スッピンも見せられるのよ」と語る親密ぶりを報じている。

【深層レポート】高市早苗首相 3人の親衛隊と「隠し部屋」に引きこもり!《首相と大喧嘩? 今井尚哉参与が週刊文春に激白》

《証拠メール入手》高市官邸の“進次郎イジメ”がヒド過ぎる!《中東情勢閣僚会議で“発言するな”、黒幕は木原長官?》

デジタル大臣 古川俊治(初入閣)

古川デジタル大臣 ©時事通信社

 慶應義塾大学医学部、文学部、法学部を卒業し英オックスフォード大でMBAを取得。外科医、弁護士、慶應大教授など、異色の経歴を持つ。2007年の参院選で埼玉県選挙区から初当選し、自民党法務部会長などを経て第2次高市改造内閣でデジタル大臣として初入閣した。参議院議員(埼玉県選挙区)。

復興大臣 細野豪志

細野復興大臣 ©時事通信社

 京都大学法学部卒業後、三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に入社。研究員を経て2000年の衆院選で初当選した。環境大臣や民主党幹事長などを歴任し、2026年9月に発足した第2次高市改造内閣で復興大臣として入閣した。衆議院議員(静岡5区)。

国家公安委員会委員長 葉梨康弘

葉梨国家公安委員会委員長 ©時事通信社

 東京大学法学部卒業後、警察庁に入庁し在インドネシア日本国大使館一等書記官などを歴任。2003年の衆院選で茨城3区から初当選し、法務副大臣や農林水産副大臣、法務大臣などを歴任した。2026年9月に発足した第2次高市改造内閣で国家公安委員会委員長として入閣した。衆議院議員(茨城3区)。

内閣府特命担当大臣 中司宏(なかつかひろし)(初入閣)

 

中司内閣府特命担当大臣 ©時事通信社

    早稲田大学第一文学部卒業後、産経新聞社記者や大阪府議会議員、大阪府枚方市長などを歴任。2021年の衆院選で大阪11区から初当選し、日本維新の会幹事長などを経て第2次高市改造内閣で内閣府特命担当大臣(こども政策等)や行政改革担当大臣として初入閣した。衆議院議員(大阪11区)。

日本成長戦略担当大臣 城内実

城内日本成長戦略担当大臣 ©時事通信社

 東京大学教養学部卒業後に外務省に入省した元外交官で、外務大臣政務官・外務副大臣・環境副大臣・衆院外務委員長などを歴任。第1次石破内閣で経済安全保障担当大臣として初入閣。第1次高市内閣では成長戦略・経済財政政策などを担う。衆議院議員(静岡7区)。

「週刊文春」では、城内氏が事務所家賃720万円を自身に還流させていた疑惑について報じている。

経済安全保障担当大臣 小野田紀美

小野田経済安保大臣 ©︎時事通信社

 シカゴで生まれ、1歳から岡山県瀬戸内市で育つ。拓殖大学政経学部卒業後はCD・ゲーム制作会社勤務などを経て東京都北区議会議員に。2016年の参院選で岡山選挙区から初当選し、法務大臣政務官・防衛大臣政務官を経て第1次高市内閣で経済安保大臣として初入閣した。参議院議員(岡山選挙区)。

「週刊文春」では、公選法違反疑惑や小野田氏を支える謎の女性、「愚か者めが!」のヤジ事件でも知られる丸川珠代氏との意外な関係について報じている。

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