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カラーとモノクロ、双方の写真を愉しむ
今展では、同じ場所で撮影されたモノクロ作品とカラー作品を、タテに並べて展示してある。モノクロとカラーでほとんど同じ絵柄であるパターンもあれば、ほんのすこし立ち位置やアングルが変わっているものもある。2点の写真を交互に眺めて、違いを見出そうとしてしまうのは人の習性だろうか。ものを見比べることって単純に楽しいことなのだと再確認させられる。
と同時に、見比べて間違い探しをしていると、つい時を忘れて没頭してしまう。それでますます作品の前での滞在時間が長くなって、気づけばいっそう松江作品にハマり大好きになっている自分に気づくのだった。