「藤原さんやルパンみたく細くなったら……」
100kg当時、とても好きになった女性がいました。その方とはじめて食事に行った時の会話です。
五明(以下:100kg)「あの、ど、どんな人がタイプなんですか?」
女性(以下:45kg)「んん~……藤くんとかですかね」
100kg「ふ、ふじくん?」
45kg「あっ、BUMP OF CHICKENのボーカルの藤原さんです」
100kg「へぇえ~」
45kg「あっ、あと!」
100kg「はい」
45kg「ルパンとか」
100kg「ルパンて、あのルパンですか?」
45kg「はい。わたし……身体の線が細い人が好きなんです」
97.4kg「へぇ~!!」
もう、100kgの大巨漢が付き合うなんて絶対に無理じゃないですか。「へぇ~!!」とか無理してワントーン声高くして言いましたけど、ショックでちょっと痩せましたから。
いつもなら諦めていたのに、ここで諦めなかったのが本気の恋だったのでしょう。「藤原さんやルパンみたく細くなったら、付き合えるかもしれない……」。塵ほどの希望を持ってダイエットを開始しました。
なにが言いたいかというと、ダイエットは明確な目標が大切だということです。
『なぜ痩せたいのか?』
その理由が明確かつ大きくないと、きっと挫折してしまうでしょう。よって、私が提案した『運動・食事法』と『痩せる目標』、この2つを守り生活をしていれば必ず痩せます。
痩せたい、けれども中本は食べたい
でも、どうせダイエットするなら美味しいモノを食べて痩せたくありませんか?
私が一番好きな食べ物はうま辛ラーメン日本一の蒙古タンメン中本です。中本を抜いたダイエットなんて考えられません。痩せたい、けれども中本は食べたい。中本を食べながら痩せたい。そんなイカレた客の要望に応えてくれるのが我らの中本。
私はオーダーにひと工夫して、中本欲を満たしながら体重を落としていきました。中本常連さんにはお馴染みのシステムですが、実は麺の量を調整できるのです。
店員さんに食券を渡す際、麺の量を『半分・三分の一・四分の一』などと伝えるとそのぶん減らしてラーメンを出してくれます。たまに「これ本当に半分? 多くない?」なんてこともありますがそこはご愛敬。
私がダイエット中にしていたオーダーは『麺ナシ』。麺ナシに、プラス60円で『野菜大盛変更券』を購入します。
中本のおいしいスープにどっさりお野菜、中本鍋の完成です。ダイエットを経験したことのある方ならわかると思うのですが、外食時に野菜を多く摂りたくても、炭水化物が中心のお店ばかりで困ったことありませんでしたか?
もう大丈夫です。たくさん野菜が摂れて、炭水化物を抜くことができる美味しい食べ物、それが中本鍋です。
ここで、私がオススメする中本鍋3品をご紹介します。