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「事故物件あるある」は他にも……

 他にも、「事故物件あるある」はいくつかあります。たとえば、マンションの中の特定の部屋がレンタル収納スペースや貸し会議室、あるいは民泊用になっていたとしたら、そこは事故物件の可能性があります(その理由は「『女性が殺害されたホテルを買い取ったのは……』大島てるが見た“事故物件史上最強のリフォーム”」でご説明しました)。

 なかでも特に怪しいのが、「空室なのに、なぜか貸し出されない部屋がある」というケース。これも物件の内見時やネット検索などで見つけられることもありますが、「いざ住んでみたら、隣の部屋が空いていた。でも、ネットで調べると空室なしになっている」などと、後から気づくことがほとんどです。そのため、「事故物件の見抜き方」としては、外壁・名称・部屋番号の3つを、特に注意して見てみるのが良いでしょう。

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 もちろん、事故物件であるか否かをどこまで気にするかは、人それぞれです。ただ、「俺はそんなの気にしないよ」と言って、あえて事故物件に住み始めた人が、数ヶ月、ときには数週間で逃げるように出ていってしまう……という例も、私は何度も目にしてきました。

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 できることなら事故物件を避けたい――。そう思う方は、ぜひ今回の「見抜き方」を参考にしてみてください。