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「ウラジーミル」「シンゾー」と呼び合う仲 プーチンにあてた“すごいポエム”に見る「外交の安倍」の本質とは…?

2022/03/01
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「世界の指導者でトランプさんとうまくいっているのは安倍さん一人なんですよ」。

《こう弁護するのは政治ジャーナリストの田崎史郎さん。テレビのワイドショーの政治解説でおなじみの田崎さんは、首相の動静を伝える「首相日々」で安倍首相との会食がたびたび伝えられる一人である。》(毎日新聞)

 田崎史郎、登場!

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 田崎氏は他にもフィリピンのドゥテルテ氏、トルコのエルドアン氏、ロシアのプーチン氏の3人の大統領の名を挙げて、「こういうちょっと毛色の変わった人と合わせるのがうまいんです」と強調。

©JMPA

《いずれも「独裁的」との批判を浴びることの多い顔ぶれで、そういう人と馬が合うというのも、「さすが安倍首相」ということらしい。》(毎日新聞)

 毎日新聞、田崎史郎さんをおちょくってないか!?

 そういえば先週、東京新聞が『出番減った田崎史郎さん 岸田首相でお役御免?』(2月24日)と書いていた。失礼だぞおい。

プーチンにあてた“すごいポエム”

 では実際に安倍氏がプーチンと会ったときはどう報道されていたのだろう。

『ネット住民も呆れた 安倍の「ポエム演説」』(日刊ゲンダイ2019年9月9日)という記事があった。あ、やっぱりゲンダイだ。