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阪神で.389の「打撃の神髄」を教えてほしい

 急に思い出したが、当時のゲームソフト「ファミスタ」(初代ファミコン用)では、「ばあす」はバントをさせてもプ~~~ンとホームランになった。なんでやねん。

 当時、川藤が将棋を教えて、ロッカールームでよく将棋を指していたという。配球の予測のために、捕手の研究をしていたというので、頭脳も優れていたのだろう。なんとなくギスギスしたことの多い阪神というチームで、仲間ともいい関係だったことを示す話だ。

 息子さんの難病のため、突如として球団を去ることになったときは本当に悲しかった。寝込みたくなるくらい悲しかった。どういう事情があったのか知らないが、なんとかしてやれよ球団、戻る場所を作ってやれよと心底腹が立った。

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 引退後は、故郷のオクラホマで牧場を経営したという話だった。「モルツ野球」でちょいちょい来日しているが、2004年からはオクラホマ州議会上院議員を務めているとのことだった。

「バースが打撃コーチしてくれたらいいのに」と、その後は貧打のチームになるたびに思ったものだが、議員さんじゃしょうがないと諦めていた。

 しかし今は議員をしていないらしい。落選しただけで返り咲きを狙っているのか、それとも引退したのかはわからないが、もし可能なら阪神で佐藤輝に打撃を教えてもらえないだろうか。新監督でもいいけど。

2012年に来日したバース様に会いに行き思いのたけを伝えた筆者 ©鳴尾浜トラオ

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