イスラエルと米国によるミサイル攻撃で殺害されたイランの最高指導者アリー・ハメネイ師(享年86)の次男、モジタバ・ハメネイ師(56)が関係したと見られる英国の物件を、「週刊文春」が発見した。

殺害されたアリー・ハメネイ師 ©時事通信社

 モジタバ師は、亡くなったハメネイ師の後継者。神学校で教鞭を執っていたとされているが、その記録もほとんど見つからず、公の場での発言も一度もないという謎に包まれた人物だ。

後継者のモジタバ・ハメネイ師 ©時事通信社

ロンドンの物件を「自らの名前を隠しながら…」

 そして今回、「週刊文春」はモジタバ師が関係したと見られる英国・ロンドンの超高級物件を発見。現地の不動産登記簿には、英当局から制裁を受けた人物の名前と「資産凍結対象」の記載が確認された。

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 中東に詳しい国際ジャーナリストが語る。

「モジタバ師は自らの名前を隠しながら、取引に直接関与していたといいます」

 シンクタンク・中東調査会でイランを専門とする斎藤正道研究主幹はこう指摘する。

「革命防衛隊とハメネイ事務所関連だけで、イランの名目GDPの3分の1から3分の2を占めると言われている。財務諸表も公表されないため、その実態はブラックボックスなのです」

反米感情が渦巻くイラン国内 ©時事通信社

 4月16日(木)発売の「週刊文春」では、発見した超高級物件の詳細、ハメネイ師が実質支配する巨大コングロマリット「セタード」の実態、革命防衛隊幹部の身内による豪遊の様子などを詳しく報じている。また、高市早苗首相の「トランプと心中」大作戦の中身や、ヘグセス米国防長官とバンス米副大統領の「書かれざる履歴書」など、イラン戦争に関する計8ページの特集を組んでいる。

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