「私たち今、学校とかご遺族に対する謝罪の申し入れをしているんですけど、まだ実現していない状況の中でいろいろなことに追われていますけど、まあすごく大変なんですが、なんとか皆さんからの励ましをたくさんいただいておりますので、それを励みにして、この苦境を乗り越えていきたいなと思っています」
4月18日に沖縄県内で開かれた勉強会「沖縄戦の記憶継承プロジェクト 戦争をしない/させないために」。約50人の参加者を前にそう話したのは、辺野古の新米軍基地建設に抗議する「ヘリ基地反対協議会」(以下、「反対協」)の浦島悦子共同代表だ。
同志社国際高校の生徒が乗る2隻の船が転覆
浦島氏の発言の背景について、全国紙社会部記者が解説する。
「3月16日、辺野古沖で、修学旅行中の同志社国際高校(京都)の生徒が乗る2隻の船が転覆。同校2年生だった武石知華さん(17)と、金井創船長(71)が亡くなりました。この船を運航していたのが反対協だった。事故後、団体の杜撰な実態が次々と明らかになり、抗議活動そのもののあり方も問われています」
そんな中で開かれた勉強会。参加者が証言する。
「勉強会の実行委員会は琉球新報社などで構成され、委員には編集局幹部が名を連ねている。学習会の後には毎回、講座内容が同紙で紹介されています。4月18日は、『北部の沖縄戦フィールドワーク』というテーマで、バスで戦跡などを巡ると事前にアナウンスされていました」
まるで後ろめたいことを隠す意図が
ところが、フィールドワークの道中、急に辺野古で浦島氏をバスに迎え、その場で話を聞くことになったという。
「事前には全く知らされなかったうえ、運営スタッフは浦島氏のスピーチが始まる前に『撮影禁止』を言い渡してきました。まるで後ろめたいことを隠す意図があるかのようだった。実際、後日琉球新報に掲載されたこの日の勉強会の紹介記事には、浦島氏のスピーチ内容どころか、辺野古に行ったことすら書いていませんでした」(同前)
浦島氏はどのようなことを発言したのか。
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、浦島氏の約25分間に及ぶスピーチ内容や、スピーチの嘘を裏付ける海上保安庁の内部文書、情報公開請求で入手した118番通報記録、琉球新報からの回答などについて詳報している。
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