2025年10月17日(現地時間、以下同)は、日米の野球ファンにとって「伝説の一日」となった。大谷翔平が、投げては10奪三振・無失点、打っては3本塁打の歴史的大活躍を見せた。そして、ナ・リーグ王者が決まった瞬間、勝利のマウンドに立っていたのは、9回に守護神として登場した佐々木朗希だった。興奮の一夜から3日経った10月20日、目前に控えるワールドシリーズを前に、「週刊文春」の独占インタビューに応じた。

 

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©文藝春秋

試合前に考えていた「自分の出番」

――あのナ・リーグ優勝を決めた歴史的な1日のことを改めて振り返って教えてください。朝はいつも通りに?

「あの日は10時ごろに起きました。いつも通りの朝食を食べて、試合が17時半からだったので、12時前には球場に着いていました。朝食はいつも、だいたい決まっているんです。ごはん、みそ汁、焼き魚、サラダ、小鉢の副菜、卵料理、フルーツですね。管理栄養士の方が作ってくれています。特段、緊張することなく、球場に入りました」

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source : 週刊文春