最近、どこのお店に行っても、キャッシュレス決済が主流で、生のお札を見る機会が減ったように思います。「お札の顔が新しくなります」っていうニュースを聞いたのが1年以上前だったと思いますが、皆さん、今の一万円札、どなたの肖像か、覚えてますか? 聖徳太子ちゃいますよ。って私も古いな。
渋沢栄一さんですね。で、五千円札が津田梅子さんで、千円札が北里柴三郎さん……というのも、今、調べてようやく思い出しました。やっぱり福沢諭吉さんの一万円札と夏目漱石さんの千円札の方が馴染み深いですね。なにしろ最初に出たのが1984年で、40年以上経っているわけです。
そんな人たちと比べられて渋ちゃんも梅ちゃんも、お気の毒です。キャッシュレス時代の「お札の顔」ってなんや損ですわ。私にお話が来てもお断りしようと思います。
Q
社会人になってからずっと一人暮らしをしていますが、いまだに料理が苦手です。普段はコンビニや外食中心なので、休日にYouTubeなど見ながら頑張ってみるのですが、時間ばかりかかるわりには「自分で食べるならまあいいか」程度にしかできません。唯一、奇跡的に美味しくできたのが上沼さんのYouTubeで紹介された「魔法の焼きそば」ですが、それでも上沼さんが作った焼きそばとは見た目があまりに違い過ぎて衝撃を受けました。ちなみに母は料理上手で、そんな母のごはんをたべて育ったのに、私にはセンスの欠片もなく、落ち込みます。このまま「料理できない人」でいいのか、焦りを感じています。何事も慣れ、というのはわかっているのですが、上達するまでイマイチどころかイマサンの料理を食べ続けるのかと思うとゲンナリします。料理上手になるためのアドバイスをいただけると幸いです。
(27歳・女性 東京都)
YouTubeを始めて4年ぐらいになりますが、紹介した料理は150を越えると思います。中でも“ある液体”を入れるだけで信じられないほど美味しくなる「魔法の焼きそば」は、本当にたくさんの方に喜んでいただきました。あなたも作ってくださったんですね、ありがとう。
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source : 週刊文春 2025年12月25日号






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