関ヶ原の合戦後、徳川家康は論功行賞を行います。西軍に属した88の大名が改易され、豊臣秀頼、毛利輝元、上杉景勝らの削減された領地を加えると、780万石を超える領地が没収されました。
これが東軍の諸将に分け与えられたのですが、その処遇をみると、単なる戦場での働きだけが評価の対象ではないことがわかります。家康が行ったのは、全国規模の大名再編でした。そこには家康の「政治的判断」が多分に入っています。
武家政権における一番重要な支配権は、領地の安堵です。それを家康が独占的に、かつ全国的に行使したこと、そしてすべての大名が家康の決定を受け入れたことが、最も本質的な変化でした。
そこで家康が手掛けたのは、「豊臣システム」の解体、無効化でした。
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source : 週刊文春 2026年2月5日号






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