今年3月1日、「アシエンダ乗馬学校」の会員であるAさんの所有馬・バロン(仮名)が調教中、後方に転倒し、即死した。死の直前、バロンが調教を嫌がり逃げ回る光景が目撃され、獣医師ではないトレーナーによる“違法注射”が行われていたことが分かった。さらに取材を進めると、“疑惑の調教”を示唆する解剖結果を入手。そして当事者たちがついに口を開き――。
3月1日に「アシエンダ乗馬学校」で起きた、名馬・バロンの早すぎる死。その日を境に、複数の会員からは、以前よりくすぶっていた、北井裕子氏らによる行き過ぎた調教への疑念が再燃していた。

一方、これに過剰反応を見せたのが北井氏。バロンの死の当日、その場にいたと思われる会員らに対し、次々連絡を入れているのだ。
「(バロンの)トレーニングの動画を持っている? 持っていたら出しなさい。うちでは動画を撮ることは禁止。もしあったら退会処分になるから」
亡骸と化したバロンがアシエンダから運び出されたのは、3月2日夕方のことだ。その翌日、バロンの遺体は日本獣医生命科学大学(日獣大)に移送され、解剖医による解剖が行われた。同大には警視庁から年間約250件、動物虐待の疑いのある愛護動物が持ち込まれ、解剖を行うなど捜査協力を行っている。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル
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