【前回までのあらすじ】大宝テレビのディレクター・加藤大地が大御所芸人のウォッチャー目黒にレイプされた。同局のニュースキャスター・鷲尾粧子(50)と、加藤の親友の「週刊文春」記者・速水理央(34)は各々この件をニュースにしたいと考えている。理央は、粧子のマンションを芸人の恋人・桜井憲二が訪ねたある夜、マンション前の路上で粧子に名刺を差し出すが……。
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車の助手席に滑り込み、荒々しくドアを閉めた理央を見て、鬼島が言った。
「あら。駄目でしたか」
「それ以前の問題」
理央は吐き捨てた。
全身の血が煮え立つようだ。抑えきれず、ばん、とダッシュボードを叩く。
「こらこら」
「私がバカだった」
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source : 週刊文春 2026年4月30日号






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