「手は、メイクをしている顔に比べて無防備になりがち。そこに加えて洗剤やアルコール消毒などの刺激で常に負荷がかかっている状態だといえます」
そう語るのは、エイジングケアに詳しいアロマテラピーインストラクターの小塚美香さん。小塚さんは、植物療法の専門家として高齢者介護施設での肌ケアの指導なども行っている。
「肌を保護する皮脂膜を保つには油分と水分のバランスが大事なのですが、手の甲は顔に比べて皮脂腺が少なく、皮脂膜が弱い。つまりバリア機能が少ない上に負荷がかかるので、肌荒れやシワ、くすみなどにつながりやすいのです」

洗剤や消毒などで刺激を受ければ受けるほど皮膚表面の角質が厚くなる。一方、皮膚自体は年齢とともに薄くなる。そのため、ふっくら感がなくゴワついた印象の手になってしまうのだ。
また、大人世代に多い悩みが、手の甲の血管が浮き出て目立つようになること。これをハンドベインという。
「年齢とともに肌のハリが失われたり、皮下脂肪の減少や血管の弾力の低下などが重なり、表面近くの静脈が浮き出て見えるのです」
だが、手の若返りはケアによって実現可能だという。
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source : 週刊文春 2026年6月18日号






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