6月17日(水)

 新潟県三条に初めてうかがったのは18年前。お寺での落語会でなぜか市長を交えて大喜利をやった。その方はもう国会議員らしい。大喜利のおかげですかね。今日は18年前の落語会の世話人さんが勢揃いする記念の独演会である。みなさん三条近隣の若社長や若店主だったが、時を経ていい感じの初老になっている。開演まで時間があるので「馬場さんのキャデラック見に行きませんか!?」とNさんに連れられ、街なかの「ほまれあ」という施設へ。アレ? ここ図書館じゃなかった? 数年前に変わったらしい。三条出身のジャイアント馬場さんの等身大フィギュアとツーショットを撮り、馬場さんがブルーノ・サンマルチノから譲り受けたというキャデラックにテンションが上がる。「ちょっと散歩してきます」とイヤホンで馬場さんの入場テーマ「王者の魂」を聴きながら、一人街をぶらつき八幡様前の大黒亭本店で三条名物カレーラーメンを。毎日食べられる「可もなく不可もない味(褒めてる)」が最高。落語会のあとは料亭「小山屋」で一次会、本寺小路のスナック「L」→クラブ「P」。オジサンたちは元気だ。18年前、Pの霊感のあるRちゃんという子に「一之輔さんにはメッチャ長い大蛇が絡みついている」と脅されたのだが「Rちゃん、いま何やってんすかね?」とママに聞くと「まだ居ますよー!」とRちゃんが奥から登場。18年経って私の蛇は「んー、ちょっと短くなってる!!」らしい。とにかく蛇以外はみんな変わってなくてなにより。「あとは任せた」と弟子におっつけて、私は2時にホテル着。眠い。

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source : 週刊文春 2026年7月16日号