【前回までのあらすじ】芸人のウォッチャー目黒にレイプされたとディレクター・加藤大地から相談された、大宝テレビのニュースキャスター・鷲尾粧子(50)と加藤の親友の「週刊文春」記者・速水理央(34)。同誌の連載の取材を受けに文藝春秋の応接室を訪れていた粧子の元に理央が現れた。向き合う二人は互いに真相を探り合い、理央は粧子に本件の証言を依頼する。
第1回はこちら
前回はこちら
「当然、局の名前も出しません」
こちらが区切った三十分のタイムリミットが迫っているせいもあってか、速水記者の物言いになおさら熱がこもる。
「絶対に鷲尾さんだとはわからないように書きますから、なんとか証言して頂けませんか」
「そう言われても……」
粧子は目をそらした。
「私にも立場がありますから」
ヴヴ、と振動音がする。速水のポケットの中でスマートフォンが鳴ったようだが、彼女は取りだして見ることもしない。
「だいたい、どうして私の証言なんかが必要なんですか? 私は現場を見ていたわけじゃない。本人が話してくれた以上のことは何も知らないのに」
初回登録は初月300円ですべての記事が読み放題(月額プラン)。
年額プランはキャンペーン中!
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
1年更新(2年目からは22,000円)
およそ833円/月
8月18日(火)10時までにお申し込みの方限定
オススメ!期間限定
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2026年7月23日号






お気に入り記事