今回の担当は、Yデスクです。
編集部で元「timelesz」猪俣周杜氏が起こした事件についての取材班が組まれたのは、発生から1週間後、9月24日(木)のことでした。一体、なぜか。SNS上では「所属事務所に忖度しているから?」「遂に文春も懐柔されたか」などとも囁かれていましたが、特に裏はなく、単に合併号で編集部が休みだったからです。

とはいえ、1週間の遅れは致命的です。事件が起こるとテレビも新聞も、時にはネット媒体も、発生した現場や関係者の家や職場を回ります。そして各社が何度も同じ人を訪ねて、同じことを何度も聞きます。すると当初はメディアに協力的だった方も、「また同じ話か……」となって、話をしてくれなくなったりするのです。つまり、後から追いかけるメディアは取材が不利になります。これを「現場が荒らされている」と呼びます。
そこで、出遅れを挽回するべく、「京都小6・安達結希くん事件」「プルデンシャル生命の金銭詐取問題」の取材など担当した、事件に強いM記者にチームを率いてもらうことになりました。芸能界にめっぽう強く「VIVANT」福澤克雄監督のパワハラ問題を記事にした別班記者M、卒業アルバム収集に定評のあるK記者、CIAに憧れる1年生記者もメンバーに加わり、万全の体制です。
とはいえ、荒れている現場に行くわけですから、なかなか難しいかもしれないなと思っていました。しかし――。

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source : 週刊文春
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