メジャーリーグは10月3日(日本時間同4日)にレギュラーシーズンの全日程を終了。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手(27)の最終成績は46本塁打、9勝2敗で本塁打王も、ベーブ・ルース以来の2桁本塁打と2桁勝利も逃したものの、実質的にはルースをはるかに越える成績で、MVP獲得はほぼ確実。メジャーリーグに新しい歴史を刻むシーズンとなった。
その大谷の去就を巡って、水面下の動きが激しくなってきているという。
きっかけは投手として最後の登板となった、9月26日(同27日)の試合後の会見だった。
この試合では先発して7回1失点と好投したが、味方の援護に恵まれずに10勝目を手に入れられなかった。7回にマウンドで同点打を許し、直後の攻撃でも打席が回らぬままに交代。ベンチで珍しくバットを叩きつけて怒りを爆発させての試合後の会見だった。そこで飛び出したのがこんな言葉学である。
「エンゼルスのファンも球団の雰囲気も好きです。でも、それ以上に勝ちたい気持ちが強い」
7年連続でポストシーズン進出を逃すチームへの不満ともとれるこの言葉学に、ジョー・マドン監督を含めたチーム関係者は火消しに躍起となったが、実際問題として、大谷の移籍の可能性はあるのだろうか。
「早ければ来年のオフにトレードの可能性もあると思います」
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source : 週刊文春 2021年10月14日号