上白石萌音が最後に流した涙 赤ちゃんも泣き止む10人の母

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「週刊文春」編集部
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「『安子編』の撮影がひと区切りついた際の上白石さんの言葉は忘れられません。今も思い出したら泣けてしまうんですが……」

 そう明かすのは、制作統括の堀之内礼二郎チーフプロデューサーだ。

出会った頃の稔さんと安子(写真 NHK提供/総合、月〜土曜午前8時ほか)

 初代ヒロイン・雉真安子(旧姓・橘)役を演じた上白石萌音(23)。14年、映画「舞妓はレディ」で初主演を飾った。上白石が“芸能界の父”と慕う周防正行監督が当時を振り返る。

「新人だったので、大勢のスタッフの前で演じるのに苦労するだろうと思っていたんです。でも、撮影に入ってみたらほとんど一発OKで。度胸というのとも違う、自然体でそこで演じることや歌うこと、踊ることが楽しくてしょうがないという感じでした。大谷翔平さんを見ていて、楽しそうに野球をしているなと思うことがありますが、彼女にも同じことを感じます」

 今作の撮影でも、その飾らないスタイルは変わらない。橘家の祖母・橘ひさ役の鷲尾真知子(72)が語る。

「休憩時間と本番中の境なく、萌音ちゃんはずっと安子そのものでいてくれました。ひさがお汁粉を作るシーン(第6話)では、テストの時から『食べたい!』と言っていて、本番でカメラが回っても、アドリブで『食べてぇ』と笑顔で言っていました」

 安子の娘・るいを演じた総勢10人ほどの子役たちとの接し方も同様だった、と前出の堀之内氏が続ける。

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source : 週刊文春 2021年12月23日号

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