週刊文春 電子版

笑い飯が目指す道

「笑い神 M-1、その純情と狂気」第22回(最終回)——笑かすことに純情を捧げ狂気を注いできた漫才師たちの物語、完結。

中村 計
エンタメ 芸能

 もう一度、花を咲かせようプロジェクト――。

 関西テレビの東野和全(かずひろ)は、そう呼んだ。

 笑い飯は2020年に結成20周年を迎えた。そのタイミングで、哲夫の奈良高校時代の同級生でもある東野や、担当マネージャーの大谷智郎ら一部の人間は、笑い飯を文字通り改めて大々的に売り出そうと熱心に動いていた。東野が言う。

「彼らは、しゃべりが中心。漫才をやってるときがいちばんキラキラしている。その軸をぶれさせない範囲で、世の中に少しだけ合わせていく。そうすれば売れるチャンスはまだいくらでもあると思うんですよね」

 昨年開催した4年振りの全国ツアー『笑い飯の漫才天国〜結成20+1周年記念ツアー』も、その一環だった。本来は2020年に行う予定だったが、新型コロナ感染拡大の状況を鑑みて1年後ろ倒しとなった。

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source : 週刊文春 2022年4月21日号

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