1日15時間電話していました。
聖子さんと一緒に食事をした帰り道、
沙也加は「ありがとう」と言って涙を流し…
「遺骨の前、こっちを見て微笑んでいる遺影に向かって手を合わせた時に、やっぱり現実なんだというショックと、本当に沙也加いなくなっちゃったんだという絶望と。それと……もっともっと、俺に何かできなかったのかって」
4月23日午後、小誌の取材に今の心境をそう吐露するのは、元俳優の宮田大三さん(42)だ。
「知り合って19年、お互いに一番の理解者でした。多忙になってからも誕生日や年末年始は必ず会っていた。コロナ禍以降は、彼女の立場を考えて、俺が沙也加に会うのを控えようと伝えていました。コロナ禍がなければ、もっと会えてれば……色々考えてしまいます――」
◇
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source : 週刊文春 2022年5月5日・12日号