週刊文春 電子版

阿川佐和子のこの人に会いたい ゲスト・祖父江 慎

「本」が「読む」ことも「見る」こともできる、世にも珍しい「彫刻」みたいになっていくといいな。(第1393回)

阿川 佐和子
エンタメ 芸能

 たとえば吉田戦車の『感染るんです。』、あるいは夏目漱石の『心』。本棚で「おや?」と感じた1冊はもしかしたらこの人の仕事かも。ただ活字を追うだけじゃもったいない。本がそなえる多角的な魅力、教えていただきました。

 

(そぶえしん ブックデザイナー。1959年生まれ。愛知県出身。多摩美術大学中退。グラフィックデザイナー、アートディレクターとしても知られる。装丁の固定観念に囚われない独創的な発想で、マンガ、文学、雑誌などあらゆる印刷物のデザインを手掛ける。作品集に『祖父江慎+コズフィッシュ』。)

 

阿川 はじめまして。出版業界では大変な重鎮と伺って、ちょっと緊張してたんですけど……。

祖父江 いやいやいや。とんでもない! 逆にこちらのほうが失礼するんじゃないかと心配してます。

阿川 もっと年齢の上の方だろうと思っていたら、なんと私より年下でした(笑)。

祖父江 あ、それはね、僕の名前に「祖父」って入ってるでしょう? そのせいで相当の年寄りがやってくるってイメージが先行するからなんですよ。ホントは大家でもなんでもないんです。

阿川 なんでもありますよ(笑)。えーと、お飲み物をご用意できるんですけど、何になさいますか?

祖父江 (メニューを見ながら)えーっとねえ、ジンジャーエール!

阿川 じゃあ私はアイスコーヒーにしようかな。

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source : 週刊文春 2022年5月19日号

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