神道政治連盟といえば、00年に森喜朗がいわゆる「神の国発言」をしたことでもおなじみのいわく付き組織。現在は自民党議員200人以上が所属しているそうですが、その会合で差別的内容の冊子が配布され話題になりました。
「同性愛は(略)後天的な精神の障害、または依存症」「同性愛行為の快感レベルが高くてなかなか抜け出すことができないのはギャンブル依存症(略)と同じ」等々、ゲロ吐きそうな内容ですが、報道によれば司会の議員が「読んで欲しい」と呼びかけたそう。キリスト教学を専門とする弘前学院大学・楊尚眞教授の講演録に基づく文章らしい。
さて、内容のひどさは当然として、私はこれに対する報道が気になりました。TBSでは「『神道政治連盟』の会合で“同性愛は依存症”などと記した冊子配布 当事者反発」と題したのです。
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source : 週刊文春 2022年7月14日号