先月の22日、待望の名古屋将棋対局場で順位戦の対局があった。

 こけら落としの対局であり、トヨタの桑田正規副社長と私を含む対局者4人が並んでテープカットを行う。記念すべき開幕日である。

 さてこの日の私は佐々木慎七段に敗戦。だが藤井聡太五冠は佐藤康光九段に勝利したし、翌23日には東海在住の石川優太四段と高田明浩四段の二人も勝った。つまりこの時点で東海勢の三勝一敗なのだ。

 点でなく線でとらえれば最高の滑り出し。後輩を見守る私も満足……って、いや次は頑張りますよ。

 さて、私は東海在住だが、所属は東京より距離が近い「関西棋士」。今は多くのトップ棋士を輩出しているが、関西を代表する棋士と言えばやはり谷川浩司十七世名人であろう。

 名人通算五期の実績を持つ谷川九段に対し、日本将棋連盟理事会が永世名人襲位を推薦したのが5月。ご本人の同意により、「谷川浩司十七世名人」となった。

 21歳名人の最年少記録は未だ破られていない大記録。現役での永世称号はファンにも嬉しいことで、私も十七世名人の谷川先生と対局できる日が楽しみである。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます

週刊文春電子版に超おトクな3年プラン59,400円が登場!月額プラン36ヵ月分と比べて19,800円、年額プラン3年分と比べて6,600円おトク!期間限定12月2日(月)まで!

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

    オススメ!期間限定

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2022年7月14日号