『カンナさーん!』『西郷(せご)どん』と出演作が目白押しの斉藤由貴。魔性と呼ばれた独身時代は遠く過ぎ去り、平穏な日々を過ごしているかと思いきや、地元・横浜で妻子ある医師と密会を重ねていた。尾崎豊、川﨑麻世以来、24年ぶりの不倫疑惑の真相をすべて書く。
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あるマンションの中へ姿を消した
7月24日月曜日の午後12時25分――横浜の港に近い高級住宅街の一軒家から走り出た黒のポルシェ・カイエンは、山手地区の丘に建つ教会の駐車場へと滑り込んだ。
月曜日の教会は礼拝のある日曜日と比べ、ひっそりとしてひと気がない。
カイエンから一人で降りてきたのは、女優の斉藤由貴(50)。白の花柄ワンピースに顔が隠れるような黒の麦わら帽子を被った彼女は、なぜか教会の中には入らず、教会脇の坂を小走りに下って行った。
坂を下るとそこは横浜・元町商店街。「キタムラ」や「フクゾー」といったハマトラのショップが建ち並ぶ、市内きってのショッピングエリアだが、斉藤は目もくれず川を渡って中華街方面へ。そして周囲をうかがうと、あるマンションの中へ姿を消した。
そこは1Kと1DKの部屋のみ20戸ほどの小さなマンションだ。斉藤がマンションに入ってから2時間弱。白髪交じりのおしゃれな中年男性が出てきた。TシャツのVネックにメガネを引っ掛け、コットンパンツのラフな格好で、何も持たず元町方面へと歩いて行った。
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source : 週刊文春 2017年8月10日号