7月13日、露木康浩長官は記者会見で、木原氏の妻が元夫の殺人事件について警察庁から2018年に聴取されていたという報道について、「捜査等の結果、証拠上、事件性が認められない旨を明らかにしている」と述べた。安田種雄さんの不審死は「自殺」であったと警察庁長官自らが語り、今後の再捜査は行わないと語ったわけだ。

事件性を否定した露木長官

 俺への取材内容が掲載された「週刊文春」(8月3日号)は7月27日に発売された。

 記事の中で俺は「これだけ事実を提示しても、露木長官は『事件性は認められない』っていうのか。俺が『捜査のイロハ』を教えてやろうか」と言った。

 記事が出た直後、この発言に対して露木長官が「俺が佐藤に捜査のイロハを教えてやる!」と周囲に語ったとその後の「週刊文春」で報じられていた。

 俺はこの言葉を聞いたとき、頭に血が上るような思いだったよ。

「何にも知らねえ癖に何を言っているんだ」

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source : 週刊文春 電子版オリジナル