阪神38年ぶりの日本一のポイントの一つが、中野拓夢内野手(27)の二塁コンバートだったことは多くの人が認めるところだ。
抜群の身体能力で足も速く、守備範囲も広い。ただ1年目から守っていたショートとしては、送球の不安定さに致命的な欠陥があった。そこに評論家時代から気づいていた岡田彰布監督(65)が、就任直後に二塁へのコンバートを決断。空いた遊撃に木浪聖也内野手(29)が嵌るという副産物も産んで、阪神の日本一内野陣が完成した訳である。
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source : 週刊文春 2023年11月23日号