「開いた口が塞がらないとはこのことだと思いました。あんな人が学園のトップに就いたら、本当にウチの学校は終わりだと思います」

 

 こう語るのは、武蔵野東高等専修学校のある生徒だ。

 同校は東京都武蔵野市に本拠を持つ学校法人・武蔵野東学園が母体の高等専修学校だ。同学園は自閉症児と健常児がともに学ぶ“混合教育”が全国的に有名で、高等専修学校のほかに2つの幼稚園と小中学校を持つ。

 学園関係者が語る。

「高等専修学校は、特定の技術を身につけるため、必要な専門技術を学ぶ学校です。同校での自閉症児の割合は、グレーゾーンの子も合わせると半分以上。一方、健常児の中でも、中学で不登校だった生徒などを積極的に受け入れています」

武蔵野東高等専修学校(同校のFacebookより)

 現在の学園の理事長は旧三和銀行出身の寺田欣司氏(75)だが、「週刊文春」では、次期理事長にハズキルーペで知られるHazuki Companyの松村謙三会長(65)が就く予定であることや、松村氏が保護者会で、次のように絶叫した様子を報じた

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source : 週刊文春 電子版オリジナル