続出する不祥事と休業。そして芸能界に大きな衝撃を与えたのが人気グループの一斉退所だった。その一方でジャニー氏と後継者タッキーによる新会社計画が極秘で進められている。揺れるジャニーズ事務所で何が起きているのか。『週刊文春』でしか読めない深層レポート。
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本格始動した「滝沢プロデューサー」
JR渋谷駅からほど近い一等地にそびえ立つガラス張りのビル。看板や表札は一切なく、閑散としているこの物件は、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(87)が2015年4月に入手した新拠点だ。
早ければ来年1月にも、このビルにジャニーズの新しい子会社が設立されるという。その子会社で事実上のトップとして指揮をとるのは、ジャニー氏から後継者に指名され、年内でタレント活動を引退する滝沢秀明(36)である。
「滝沢プロデューサーが、本格的に始動。今のところ社名は『ジャニーズ・アイランド』の予定で、この会社が売り出す第1弾のアーティストは『SixTONES』と言われている。同社では、ジャニーズJr.のプロデュースのほか、映画監督や脚本家なども育成する養成所を新設し、新しい才能の発掘にも力を入れる。すでに“Jプロジェクト”と呼ばれるジャニー氏直轄のチームが動き出している」(ジャニー氏の知人)
事務所関係者が、新プロジェクトの全容を明かす。
「独特の感性を持つジャニー氏のノウハウを可能な限り、滝沢をはじめとした新世代に伝えていくことこそが新会社の目的です。滝沢には新会社の役員、あるいは養成所の理事長など、重要なポストが用意されるといいます」
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source : 週刊文春 2018年12月13日号