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【特集】《ロス総力取材》水原一平の「カネと噓」

「週刊文春」編集部
エンタメ スポーツ
 

 日米に激震が走った大谷翔平の元通訳・水原一平氏の賭博スキャンダル。当初450万ドル(約6億7500万円)ともいわれていたその金額は、捜査の結果1600万ドル(約24億円)にも上ることが報じられました。そして今月13日(現時時間12日)、水原氏はついに“容疑者”として連邦裁判所に出廷する事態に。一体何が起きているのか。「週刊文春」が総力取材した記事をまとめました。

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《ロス総力取材》大谷翔平を操った水原一平の「カネと噓」

 

「本当にもう寝耳に水で、驚いている限りでして。最近はかなり痩せて、やつれたなと心配していたんです。やっぱり、いつか明るみに出ることを本人は覚悟していたんじゃないかな。ただ色んな業務に直面する中で、たぶん(自分からは)口に出せない。そういう立場にあったんだとは思います」

 

 3月21日(日本時間、以下同)、ロサンゼルス・ドジャースは、違法なスポーツ賭博に関与したとして、大谷翔平(29)の通訳をつとめる水原一平氏(39)を解雇した。

 

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《韓国滞在中の大谷への聞き取りは米国からリモートで…》大谷翔平の「危機管理担当広報」が初動対応でつまずいたワケ《本人の言い訳は「時差」と「多忙」》

 

 疑惑をスクープした米スポーツ放送局ESPNは、報道後、水原氏への取材の経緯を公開。その中で不可解な点として注目を集めたのが、大谷の「危機管理担当広報」の動きだった。

 

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【解説番組】「大谷翔平を疑う人が多くて…」水原一平氏“解雇”騒動 現地取材中の記者が接したロサンゼルス市民の“生の反応”《アメリカ某所から中継》

 

 ドジャース・大谷翔平の通訳を務める水原一平氏が、違法賭博に関与したとして解雇された問題。3月21日の球団発表を受けて「週刊文春」編集部では取材班から結成され、3名の記者がロサンゼルス現地の取材に向かいました。

 

 日本国内では水原氏の“嘘”を糾弾し、大谷選手に同情する声が多く聞かれる一方、気になるのはアメリカ国内での受け止め方。現地取材を担当した記者が接したロサンゼルス市民の“生の反応”とは――。アメリカ出張を継続中のK記者が解説します。

 

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《6.8億円喰った胴元》マシュー・ボウヤーも13年前に破産、レギンス妻と再婚

 

「ボウヤーは、カジノでは主にバカラをプレーする。そしてカジノ帰りにゴルフをするのが何よりの楽しみなんだ」(ボウヤー氏の友人)

 

 “6.8億円を喰った男”マシュー・ボウヤー氏(48)とは何者なのか。

 

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大王製紙元会長・井川意高「ギャンブルの“熔ける魔力”」

 

「負けた分を取り返さなきゃいけない――強迫観念でギャンブルを続けていたように思えてなりません」

 

ギャンブル依存症を告白した水原氏の心中を推し量るのは、大王製紙創業家出身で元会長の()(かわ)意高(もとたか)氏(59)だ。

 

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ESPN“スクープ女性記者”が狙う「スポーツと権力」

 

 今回のスキャンダルをスクープしたのが、米国の放送局・ESPNだ。スポーツメディアとして知られるが、なぜ違法賭博をすっぱ抜くことができたのか。

 

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ワインスタイン、英王子…大谷の弁護士は“反#MeToo”

 

「翔平が大規模な窃盗の被害に遭っていることが判明した」

 

 水原氏の解雇騒動が波紋を広げる中、こう声明を発表したのは、バーク・ブレトラー法律事務所。“セレブ界の守護神”としてハリウッドで名を轟かせる2人の弁護士を擁する事務所だ。

 

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《スポーツ賭博大国》米の常識「高額賭け金に合法なし」

 

「スポーツ賭博はアメリカの成長産業です」(前嶋氏)

 

 水原氏が溺れたとされるスポーツ賭博。一体どんなものなのか。

 

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水原一平の素顔「カジノの才能はないと思っていた」 「思いつめないか心配」「時給7~9ドルの貧乏時代も…」30年来の知人が独占告白60分【ロス現地緊急取材】

 

「一平ちゃんはね、ギャンブルにハマるような気配は全くなかった。真面目に働いていて、性格も優しいし、親孝行だし。今回は知り合った人がよくない方だった。度が過ぎちゃったんだね」

 

 ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳で違法賭博に関与した疑いで解雇された水原一平氏(39)。彼を「一平ちゃん」と呼び、こう語るのは、カリフォルニア州オレンジ郡で『鮨処 古都(Sushi Koto)』を営む松木保雄氏(75)だ。

 

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【記者日記】「イッペイ」を知る人を探して――25歳記者・カリフォルニア取材奮闘記

 

「パスポート有効期限大丈夫だっけ?」

 

 3月21日の昼下がり、デスクからの電話でこう聞かれた僕は、今週何を取材するのかをすぐに理解しました。そして、僕は今、カリフォルニア州ロサンゼルスのホテルでこの原稿を書いています。

 

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source : 週刊文春

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