友達の子どもたちがどんどん大きくなってきた。会う度に次は何をプレゼントしよう、どこに連れて行こうとワクワクしている。そしてそんな大切な私の小さなお姫さまたちがもう少し大きくなったら絶対にプレゼントしようと心に決めているのが『カルバニア物語』だ。性別や容姿、家族への固定観念をぶっ壊し、自分らしくあることへの自信と、多様性という眼差しを私に授けてくれたこの本は、きっとあの子たちのことも助けてくれるに違いないから。
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source : 週刊文春 2024年5月30日号