順位など気にせず応援したい
次に思うのがモチベーションの問題だ。それも「モチベーション高くがんばろうね！」とか、前向き勇気の話ではない。危険視するのは、相手を過小評価した上での自信の話なのだ。前出の敗戦の後に那須川天心は口にした「舐めてたのは自分の方だった」と。本当にプロフェッショナルな発言だと思うし、その表現を世界中が評価した事にもじゅうぶんに頷ける内容だ。
同じく金子にしろ西にしろ、百戦錬磨のベテランなのだ。言わば野球界のレジェンド。ナカジだって小谷野だって、現状の若手達に比べれば幾多の極致戦を戦い抜いた戦士「レジェンド」なんだろう。若手にはチャンスになるとか、出番が増えて云々とか、プロの世界でそんな意見が通じる意わけがない。強い奴が強いのだ。むしろ悲しいかな現状、退団した彼らが在籍していたならば出番が回ってこなかった面々も多い事だろう。これを仮に「チャンス」と捉えるならば、是が非でも新スタメンメンバーは退団した彼らより高い成績を残し、ORIX・Buffaloesを少しでも良いチームに育て上げる必要がある。本当に彼らにその勇気があるのか期待したいところだ。
とまぁ、後ろ向きな事を綴ったようだが、何も自分は今シーズンの苦戦を願っている訳ではない。ただ今年に関しては順位など気にせず応援したいと思っているのだ。亥年ならぬ猪突猛進で、明日への糸口を切り開いて欲しいと願っている。今年の展望？ 申し訳ない。ここから始めようじゃないかORIX・Buffaloes。同志諸君！ グッチがナカジが小谷野が、ヒカルが西が、大エース金子がいないシーズンが始まるんだから。T-岡田に名手安達！ 今年は頼んだぞー！（ゴッツは帰ってきたけどね。笑）
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