1月16日、第160回直木三十五賞(日本文学振興会主催)の選考会が東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、真藤順丈さん(41歳)の『宝島』(講談社)が選ばれた。

第160回直木賞受賞作品「宝島」

《真藤順丈さんプロフィール》
 1977年生まれ。2008年「地図男」で第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞してデビュー。同年「庵堂三兄弟の聖職」で第15回日本ホラー小説大賞など、新人賞4賞をそれぞれ別の作品で受賞する。18年『宝島』で第9回山田風太郎賞を受賞。

受賞作品『宝島』 ©文藝春秋