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『ファイターズマガジン』が『FORTE』にリニューアル 小さくなった理由を考えた

文春野球コラム オープン戦2019

2019/03/05

 オープン戦も賑やかな今日この頃、プロ野球&文春野球ファン各位におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。ご無沙汰を致しておりました。戦力外通告を受けることもなく、今年も文春野球北海道日本ハムチームの末席を汚すこととなりました青空百景です。どうぞ今シーズンもよろしくお付き合いの程をお願い申し上げます。

生まれ変わった「ファイターズマガジン」

 さてこのオフからキャンプ期間にかけて、ファイターズはいつにも増して話題てんこ盛りでした。まずは新加入選手達の顔ぶれがいちいち派手。台湾球界の至宝の争奪戦に勝利するわ同じパ・リーグ内の大エースだった人が来てしまうわ、ほんとにファイターズの話なのかと目を疑う事態が続々発生した上に、国頭のブルペンでは夏の甲子園優勝投手と準優勝投手が並んで投げていて、これは毎年おなじみのトレードにしても、期待の若手ではなくスワローズのバリバリの中継ぎエースを貰ってしまったんですから豪儀です。

 更に映画「FIGHTERS THE MOVIE ~Challenge with Dream~」が公開され、日清食品「カップヌードウ」北海道限定発売があり、今年もまた栗山監督は新刊を出版して、誰がサードを守るのか問題の楽しい議論があり、キャンプ途中でいきなり白村明弘野手転向、新球場建設関係のあれやこれやも……もう、道新スポーツの見出しを見ているだけでお腹がいっぱいになってきます。

 という華々しいニュースの山にまぎれて、「ファイターズマガジン」がひっそりとリニューアルしていました。

 と言われても何のことだと思われるでしょうが(特に道外の方)、これはファイターズのオフィシャルマガジンというものであります。12球団どこの地元でもないという方も、本屋さんで「週刊ベースボール」や「ベースボールマガジン」なんかのある辺りを見てみて下さいませ。「月刊ホークス」とか「月刊ジャイアンツ」とかいう雑誌が目に入ってこないでしょうか。ああいう種類のものです。

 ただ、「月刊ホークス」や「月刊ジャイアンツ」に比べると、「ファイターズマガジン」は正直ちょこっと見劣りする存在ではありました。まず誌名。「月刊ホークス」「月刊ジャイアンツ」「月刊タイガース」「月刊ドラゴンズ」……皆その名の通り月刊誌です。何のひねりもないネーミングですが、しかしここで凝る必要がそもそもあるでしょうか。贔屓チームの話題オンリーの雑誌が毎月読める、それが一目瞭然です。これ以上の名前はありません。しかるに「ファイターズマガジン」のこのちょっとだけまわりくどい感じは何でしょう。そう、これは月刊ではなかったのです。シーズンオフは間があく変則隔月刊の刊行形態でした。なので冬場は本屋さんに行くと、野球雑誌の売場で目に飛び込んでくるのは「月刊タイガース」や「月刊ドラゴンズ」の表紙ばかりなんてなこともあったりした訳です。北海道の本屋さんなのにっ。

 よそはお金があるんだなあと羨ましく思っていたところへ、寝耳に水で飛び込んできたのがこのリニューアルのニュースでありました。

「ファイターズマガジン」改め「FORTE」新創刊、と。

 球団公式サイトに書影も目次(のようなもの)も出ていましたが、とにかく現物を見ないことには始まりません。発売日の2月15日を待ちかねて本屋さんに行きましたよ。えーとスポーツ雑誌の売場は……あっ平積みになってるあれね!

 ……え?

 ちっちゃい!